ブログを始めてみる
なんとなくブログを始めてみるのは自分の記録用に、というのが一番の理由。毎日なんらかの本は読むものの、文章を書く機会もないので頭の整理として書き始めることにする。
ただ、書くにしてもテーマを決めなければ続かなさそうなので、「現象学」の勉強を中心にしようと思う。
大学生のころにメルロ=ポンティをほんのすこし齧ったとはいえ、体系だてて理解しているわけでもなく、ましてやフッサールなんてよくわからないという状態なので、ちまちまと本を読んでいこうというわけです。
そもそも大学生のころにメルロ=ポンティを読んで、結局卒業論文でも扱ったきっかけは、元町商店街をぶらぶらしていてたまたま入った古本屋で『知覚の現象学』上下巻セットが500円で売っていたからだ。
- 作者: モーリス・メルロ=ポンティ,竹内芳郎,小木貞孝
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1967/12/01
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 29回
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そして今にいたるまで、「現象学」という言葉が眼に入るとなんとなく書店でもその本を手にとってページをめくるようにはなった。
一見過ぎ去った思想のムーブメントと思いがちだが、なんとなく細々とアクチュアリティを感じる人達によって延命されているような気もするこの学問を、自分でも何らかの言葉で話せるようになりたいと思う。
更新は不定期だけど、なるべく毎日学ぶことは続けようと思っている、そんな台風の夜。